• リモートワークに始まり、ワーケーションへ飛躍した場合、仕事道具の持ち出しに限界を感じることになります。今回のテーマとしては、外部ディスプレイのお話になります。
  • 外部ディスプレイで個人的に最も作業効率が上がるのは、ディスプレイの枚数を減らして、具体的にはディスプレイとディスプレイの境目の枠をなるべく結合した状態で、1枚岩の高解像度で表示出来ることが最も効率が良いと考えています。コストパフォーマンスや首の疲れ、取り回しの許容を考えて、4K解像度がベストです。ウインドウの分割は、ディスプレイ内で好きにすれば良い話なので、ウインドウサイズの柔軟性を踏まえても、この形式が最も効率が良いと考えます。
  • さて、先述のワークスペースを外へ持ち出そうと考えた場合、現物を持ち出すわけにはいかないので、少し小さなディスプレイを持ち出すことになるでしょうか。それでも幾分かは荷物になりますし、移動中の故障も考えて上部なカバーも重みに加わってくるでしょう。付属ケーブル類も忘れてはなりません。これらが旅先のストレスになってきます。
  • 本題ですが、ワーケーションへのVR持ち出しを提案します。理由は前述のかさばりを軽減できる見込みがあるからです。最近のVRデスクトップアプリケーションはマルチディスプレイの高解像度サイズに対応しているため、巨大ディスプレイを4枚も5枚も現地に運ばなくても、どこでも大画面で業務が行えるようになります。
  • デメリットとして、外からの見栄えを気にしなければならないことや、VRを箱に入れて持ち歩くと思ったより大きいサイズになること、解像度が高いといってもレンズの位置やフィット感によってはぼやけて使うことになること、頭を締め付けたり、密着感が長時間続くことによる物理的な課題があります。これほどのデメリットを大画面という1っワードで払拭できるのであれば、VRはとてもおすすめできるツールです。
  • 最後にオチを作るようではありますが、私は業務でのVR利用を断念しました。最も大きな理由として、高解像度のディスプレイで複数ウインドウを並べて業務をすると、1つのタスクに集中できなくなり、ただでさえ普段混雑している脳内の処理能力をいたずらに分散させるだけと感じたからです。チャットツールやメールソフトを常に見える位置に並べて配置するのも言語道断だと思います。通知もなるべく切って使うことが最近は多くなりました。ディスプレイの解像度が上がることで、一覧性は増しますが、それは見比べる資料がいくつもある場合に効果を発揮するもので、集中力を分散させる要因になってはいけないと普段から心がけています。